ピークカット実行委員会では、関西電力管内での今年の節電効果について、独自にデータを分析しました。
「猛暑」だったと言われる2010年度と2012年の、「最高気温(大阪)とピーク需要電力(関電管内)の相関関係」をグラフに表し、比較しています。(下記にて、グラフとその解説をご参照ください。)
その結果、現時点で、2010年度比300〜350万kWくらいのピークカットができていることがわかりました!
いい感じです!
ちなみにこれは、火力発電所で1〜3基、原子力発電所で3〜4基の出力に相当します。
また、5月14日に政府が発表していたこの夏のピーク需要の予測は2987万kWだったのに対し、今のところの最大ピークは2681万kW(8月3日)。予測より306万kW減らせていることになります。
家庭と職場での、一人一人の取り組みの積み重ねが、こういう形で結果に表れているのだと思います。
この調子で、残暑の期間も乗り切っていきましょう!
■ 相関グラフの解説
【グラフ1:最高気温(大阪)とピーク需要電力(関電管内)の相関グラフ】 (2012.8.10 作成)
↑ このグラフは、2010年と2012年それぞれの年に、大阪の最高気温が何度のときにピーク需要が何万kWになったかを示したものです。
一つ一つの粒が、ある日の最高気温とピーク需要を示しています。たとえば、赤色の粒は、2012年でもっともピーク需要が大きかった日(7月27日−35.7℃、2672万kW)で、茶色の粒は、2010年で一番ピーク需要が大きかった日(8月29日−36.6℃、3095万kW)です。
その他の粒も、それぞれ、薄いオレンジが2010年の特定の日、青色が2012年の特定の日を示しています。
( ↓ 下の【グラフ2】と見比べていただくとわかりやすいと思います。)
【グラフ2:日毎のピーク需要と最高気温の関係】 (2012.8.19 更新)
もう一度【グラフ1】(上の相関グラフ)に戻ります。
これらの粒粒をずらっと並べると、それぞれの年で、右肩上がりの曲線上に並びます。これは、気温が上がるとエアコンがたくさん使われるので、ピーク需要も大きくなるためです。
(これも、【グラフ2】を見るとその傾向が分かると思います。)
そして、2010年と2012年をくらべるために、それぞれの年の粒の集まりに、目安の線を引いて比べやすくしました。
すると、2012年は気温が低いときから高い時まで全体的に、2010年よりもピーク需要が減っていて、その幅がおよそ300〜350万kWくらいあることが読み取れました。
※ 事業所がお休みになるために需要が少なくなる土日祝日とお盆前後は、分析の対象から除いています。

次はどんな誤謬に満ちた仮説が権力者たちによってねつ造されるのでしょうか.もはや私たちの目は節穴ではありません.